今は防犯・監視カメラが普及し、意識して見ると町の至る所でカメラを見つける事ができます。
コンビニエンスストアやスーパーマーケット、銀行やエレベーターなど、様々な場所で私たちを見守っています。
今回の記事は、「防犯カメラ」と「監視カメラ」の違いについて取り上げます。
防犯カメラとは
防犯カメラは、名前の通り「防犯」を目的としているため、カメラの存在感が強く目立つ事が特徴です。
泥棒、強盗、誘拐などの犯罪は周りの目を意識する事になるので、目立つ防犯カメラは犯罪の抑止にもなります。
カメラが見ている前で犯罪を犯せば、犯行の瞬間が記録され、逃げても後で特定されてしまい責任を追及されてしまうからです。
カメラにセンサーが付いていて、目の前を人が通るとライトを付けてアピールする物や、「ダミーカメラ」と呼ばれる犯人にプレッシャーを与えるための偽物のカメラもあります。
防犯カメラは相手に存在を気付かせる事が重要なため、カメラ本体が大きかったりライト機能が付いた物が多いのです。
監視カメラとは
監視カメラの目的は対象の監視なので、本体が小さく目立たない事が特徴です。
オフィスや店舗、倉庫で多く使われており、テレビで公開されている社内犯罪の映像はこの監視カメラで録画されています。
防犯カメラと違って目立たないように隠された場所に設置される事が多く、見た目もカメラと気づきにくいので、対象がカメラに気づかないのです。
沢山設置しても威圧感を与える事がなく、天井に直接設置すればインテリアのようにもなるのでどんな場所にも溶け込みます。